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猫に薬を上手に飲ませる方法 (2)


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散剤(粉・顆粒)を投与しやすいかたちにする

■ 錠剤と同じようなかたちにする
散剤や顆粒剤を投与するときには、一口サイズのご飯に包んで食べさせるか、
オブラートカプセルに包んで錠剤と同じような方法で投与するとらくになります。

   「HFカプセル 3号 100個」食品用、無色透明。

・ オブラートの包み方
薬を中央に置きます。
半分の半分にたたみます。
くるくると丸め、円筒状にします。
さらに折りたためば、小さく飲ませやすい形になります。

■ 水で溶かす
比較的苦みの少ないお薬なら、少量の水(2~3ml)で溶かし、
スポイトやシリンジ(注射器)をつかって投与するのも良い方法です。
ベック・ドゥー(Bec Doux)投薬シリンジ  2ml

・ シリンジでの飲ませ方
シリンジで飲ませるときは、お口の端(口角部)から
少しずつ投与すると簡単に飲みこんでくれます。
このとき頭を少し上に向けて保定すると良いのですが、
上げすぎると誤嚥してしまうこともあるので注意が必要です。

決められた時間・量・回数を守る

せっかくお薬を処方してもらっても、お薬を飲ませることを
忘れてしまっては意味がありません。

「お薬を忘れない」ことも、上手なお薬の飲ませ方のひとつです。

獣医師はそのお薬の性格、飲み合わせなど考慮して選択し、
いつ、どういうタイミングで飲ませるように飼主さんに指導しています。
そして飼主さんにわかりやすいように、薬袋に「午前・午後」など
明記してくれています。

どうしても忘れてしまいそうな場合には、人と同じように
お薬カレンダーを使うのもひとつの方法です。
     2週間投薬カレンダー 1日4回用

お薬はその効果を十分に発揮させるため、
食前・食後・食間など投与の時間が決められているものがあります。
どの場合でも、一口サイズ程度であれば、ご飯に混ぜても大丈夫だと思います。

また、猫の場合はお薬が食道にとどまる時間が長いので、
ものによっては炎症や食道狭窄をおこしてしまう場合も。
そのためお薬の後はご飯を与えるか、シリンジでお水を飲ませるなど
お勧めする病院もあります。

どうしてもお薬を上手に飲ませられないなら、
長時間作用型のお薬に変更できる場合もあります。
心配なことは、なんでもかかりつけの獣医さんに相談しましょう!

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